【節税】棚卸資産の付随費用を経費にする

棚卸資産の取得価額は、購入諸費用(※1)及び付随費用(※2)と、購入対価(※3)の合計額となります。

仮にこれらが売れ残ってしまった場合、すべて在庫として資産計上されてしまいます。ただし、付随費用については、その合計額が購入対価のおおむね3%以内のとき、取得価額に含めずに処理することが出来ますので、資産計上せず、その年度で経費にしてしまいましょう。

※1 購入諸費用とは購入のためにかかった費用で、引取運賃、荷役費、運送保険料、購入手数料、関税などが含まれます。

※2 付随費用とは、消費や販売のために直接要した費用で、購入事務、検収、整理、選別、手入れなどにかかった費用がこれにあたります。

※3 購入対価とは本体価格のことです。

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